案件紹介

顧問契約について

自分は弁護士ではなかなか見かけない戦闘民族なので、そこを気に入って頂いて顧問契約を締結して下さる会社(個人)もそれなりにいらっしゃいます。自分にとって顧問契約は、相談する側の「無料では相談しづらい」という気持ちと、こちら側の「無料で相談されてもお答えしづらい」という気持ちを繋ぐ潤滑油くらいに思っていますので、顧問料も相手に決めて頂くことが多いです。

問題が生じて早めにご相談頂けばすぐに解決出来たであろうことが、「どうしよう。どうしよう。」と思い悩んでいるうちに変な方向に発展していき収拾がつかなくなってしまうことが良くありますので、自分としては顧問契約を締結して頂いたお客さんには小さな問題だと思っても小さなうちに気軽にご相談頂きたいと願っています。

個人の件で言うと、だいぶ前に個人の方が相談に来られて「子どもが出会い系サイト(当時)にアクセスしてしまったらしく架空請求が来る」という相談だったので、「すぐに何かある訳でもないし、何か対処しなければならないという件でもないから、当面月々5000円ずつ払ってください。なにかあったら即対応します」と言って顧問契約を締結したのですが、そこから何年もずっとかかさず5000円ずつ払ってくれた方がいらっしゃいました。自分は「定額自動送金にしちゃって忘れているのかな」と思ったのですが、消費税が上がると増税後の消費税を上乗せして送金して下さるので、自力で送金してくれていました。何度も電話して留守電に「何もないのに申し訳ないから送金しなくて良いですよ」と言ったのですが、ずっと送金してくれていました。忘れた頃に急に電話を頂き「息子も大学を卒業して就職しました。今まで心強かったです。ありがとうございました。」と言って頂きました。

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外部リンク



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参考資料



市民の為の弁護士報酬ガイド ※PDF形式です。





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