ご挨拶

私個人の最初の依頼者はお年寄りの女性でした。
相談内容は、細かくは書けませんが、歩いていたら人とぶつかってケガをしたので治療費等を請求したいというものでした。
相手に内容証明郵便を出し、その相手と直接会って話し、示談金として10万円を払ってもらい解決しました。
私が弁護士になって最初に得た弁護士報酬は、5,250円(消費税込み)でした。

私が最初に申し立てをした破産事件の依頼者は、とても声の小さな女性でした。
弁護士会の相談窓口で相談を受けたのですが、とにかく小さい声でオドオドしながら話すので、よく聞き取れず、何度も聞き直しました。
免責決定が出て破産事件が終わった後、その方に「最初にお会いしたとき、何故あんなにオドオドしていたのですか?」と聞いたところ、私に会う前に会った弁護士に散々罵倒され弁護士という職業の人が怖くて仕方がなかったということでした。
でも、最後に「せんせーに出会えてよかった」と言ってくれました。

私が最初に受任した交通事故の被害者側の事件は、子供がトラックに正面からはねられたという事故でした。
過失が争われる事件でしたので、片道3時間かけて事故現場へ赴き、事故の目撃者から聞いた話を報告書として提出し、その結果、裁判は良い結果で終わりました。

いろいろな依頼者がいらして、いろいろな事件がありました。
このたび、私一人で小さな事務所をスタートすることになりましたが、弁護士になったあの頃の気持ちをずっと持ち続けていきたいと思っています。